【転生したらスライムだった件】18巻より”7つの美徳”に対応する7つの究極能力があり、美徳系究極能力と呼称されていることが分かりました。また、美徳系究極能力は創造主であるヴェルダナーヴァが世界を運営する為に創り出した天使系究極能力の中で最上位の権能に位置しています。
全ての能力は天使系究極能力を起点としており、これを劣化させたり分解させた能力や、揺り返しにより反転した能力が世界にあふれています。そのため、天使系究極能力は「純粋なスキル」と呼ばれています。能力についての解説は以下の記事を読んでみてください。
そこで、純粋なスキルである美徳系究極能力における既出の解説および未出の予想を記載します。今回は解説を行います。
最後まで読んでいただければ幸いです。
※注…スキルの獲得や権能に関する情報に付随して、保有者の情報にも軽く触れています。
まず、現在(既刊18巻)の時点で詳しく出ているのが3つです。
また、究極能力は獲得した者に影響されて本質を残したまま権能か少し変化するようなので、原型に当たる権能は解説出来ません。
正義之王〈ミカエル〉
東の帝国皇帝ことルドラ・ナム・ウル・ナスカの保有していた究極能力で「正義」を示し「支配」を司る能力です。元々はヴェルダナーヴァが手元に残していた最後の能力で、その支配の権能は最強とされています。
所有者は「ヴェルダナーヴァ」→「ルドラ」→「ミカエル」です。
権能
指揮系統に特化した精神支配の権能です。
まず支配には大まかに三段階あり、上から「完全支配」、「強制支配」、「魅了支配」があります。
- 完全支配…思考レベルで干渉する自覚症状が無い絶対支配。一度掛けたら操作不要
- 強制支配…精神と肉体あるいはどちらかを強制的に縛り付ける。常時操作型
- 魅了支配…思考誘導。一時的
王権発動〈レガリア・ドミニオン〉
上記の支配形態の内、強制支配にあたる権能なので肉体と精神を強制的に縛りますが、王権発動の場合は”心核“を切り離せなければ諸共支配されるようです。とはいっても、完全支配ではないので常に手綱を握らなければならず、被支配者が増えれば自身の負担が多くなります。その負担というのが存在値です。
王権発動では自身の存在値に相当する分のみ支配を行えます。つまり被支配者の存在値の分、自身の存在力を支配に割かなければなりません。また、同等の存在値を持つ相手には成功しにくく、作中でミカエルは九千万EPなので、ユウキ(二百万EP)の支配中はヴェルドラ(八千八百万EP)の支配は厳しいようです。15巻ではヴェルグリンドが陽動、近藤達也が奥の手で崩すことでようやく成功させました。つまり、格下専用ということです。
とはいっても、存在値九千万は竜種を取り込んだリムルしか超えていないので、だいたい支配できると言っていいでしょう。
天使長の支配〈アルティメットドミニオン〉
正義之王が最強たる所以となる権能で、効果は「天使系究極能力保有者の完全支配」です。正確には天使系究極能力に組み込まれている支配回路から権能を掌握し、都合のいい人格を発生させて操ることで保有者を支配するようです。究極能力は自身の魂と融合していて、どうしてもこの支配には無防備になるので、抵抗不可能です。その究極能力を獲得した意志力があろうが完全な精神生命体だろうが”心核“から支配されます。
また条件は「目を合わせる」だけです。なので相対すれば秒で支配されます。消耗はありません。
さらにミカエルは天使系究極能力を感知範囲をラミリスの迷宮以外の全てに広げています。つまり、天使系究極能力を獲得すればすぐに場所と保有スキルがばれます。
そのため、ミカエルは究極能力の中でも強力と言われる天使系の保有者をほぼ無条件で、速攻支配することが出来るのです。
ヴェルダナーヴァはこの権能が嫌いでルドラが当時保有していた究極能力『誓約之王』と交換し、ルドラに渡りました。そして何万年の時を経て究極能力『正義之王』の自我が形成され、フェルドウェイの名づけによって神智核『ミカエル』が発生し、神智核『ミカエル』が並列存在を使いルドラとフェルドウェイの肉体を介して究極能力『正義之王』の権能を行使しています。
しかしリムルによると、悪魔系究極能力を使えば干渉を相殺できることが予測されるようです。これは、悪魔系究極能力が天使系究極能力発生の反作用として発生したためと考られており、神智核「クロノア」によって支配に抵抗出来ているクロエ=オベールの事例から駄目元で予想しているようです。
とはいっても究極能力を二つ保持していることでさえ珍しいのに、悪魔系と天使系を同時に保持していることなどそうありません。なのでシエル発案の元、天使系と大罪系を保持しているディーノで実験しているのでしょう。
王宮城塞〈キャッスルガード〉
これは支配ではなく防御の権能ですが、やはり支配が根底に関わっている感じです。
自身に対する”信仰”や”支持”といった”忠誠心”をエネルギー源として作られる結界です。被支配者の忠誠心も糧と出来るので、支配を掛けていくほど結界の強度は上がります。なので、隔絶空間すら破壊するカレラの一撃すら阻む”絶対”ともいえる硬さとなり、破壊不能・常時発動型機能搭載です。
デメリットは行動不能になるというものですが、その他の権能が使用できなくなるわけではないので被支配者を差し向ければ良いわけです。
対処法は、信者を根絶させるしかありません。
究極付与〈アルティメットエンチャント〉『代行権利〈オルタナティブ〉』
リムル(シエル)が参考にした「究極の権能の付与」という荒業で、正義之王の権能を貸し与えることが出来ます。とはいっても条件が厳しく、究極の権能の受け皿となれるほどに付与対象の存在値が高くなければなりません。具体的に言えば、聖人以上です。
また、付与できる権能のレベルも元と比較して粗悪で、劣化した権能のさらに一部のみを付与することになります。なので、同格ならば権能の有無は関係なく意志力で突破することが出来ます。とはいっても究極能力の前提である「ユニークスキル以下の無効化」があるので、聖人未満には圧倒的な優位性を持っています。
さらに、18巻ではフェルドウェイ麾下となった妖天たちは『代行権利』を消費して保有していたユニークスキルを独自の権能に進化させていました。究極能力ではなく究極付与であることは変わりませんが、ルドラの配下の内『代行権利』を使いこなしていたのが3/10のみであることを考えれば、自身に合った権能の方が使い易さは段違いでしょう。
もちろん、独自に進化したとしても究極付与は正義之王の一部であることは変わらないので、天使系の権能としてカウントされ感知および支配対象となります。
つまり、扱いにくい駒には『代行権利』を与えて強化しながら絶対服従させることが出来るわけです。
それだけではありません。詳しく明記されていないのでどの権能かは分かりませんが、「被支配者の能力を無条件で行使可能」というぶっ壊れがあります。おそらくは代行権利の反転verだと思うのですが、天使系究極能力は天使長の支配で、それ以外の能力も王権発動で支配することで使うことが出来るわけです。
ヴェルグリンドから回収した救恤之王や近藤達也から回収した断罪之王を究極付与として与えていたので、天使長の支配と『代行権利』を合わせた技術もあるかもしれません。
そもそも、究極能力を回収するというのが離れ業なので、天使長の支配には天使系究極能力を回収する権能もありそうです。
最高の支配能力と支配対象の力を使えるようになる能力とか数を集めたら個の力も増大するようなものです。組み合わせちゃダメでしょう。まあリムルの”食物連鎖”も”支配”が関わらないだけで似たようなものですが。
天使之軍勢〈ハルマゲドン〉
天使族の軍勢を召喚する権能で、溜め込んだエネルギーの分で召喚の規模が変わるようです。天使族は自我の薄い種族なので悪魔族のような技量の高いあいてが天敵ですが、召喚主に反乱も抵抗もしない都合の良い軍勢となります。
また召喚する天使族の人数と個体の強さは反比例するので、人数を絞ることで上位天使を召喚可能になります。天使族には自我が薄い代わりに成長限界がないので、一体に配分できるエネルギーに上限はありません。なので、進化などさせなくても最上位個体である熾天使を呼び出すことができます。雑魚狩りにはうってつけですね。
この天使族は軍勢としての使い道だけでなく強い素体としての有用性があり、自我は薄いという性質により簡単に乗っ取れたり、材料に出来るたりするので、成長限界のない肉体を簡単に手に入れることが出来ます。
弱点として”精神的な消耗が激しい”ようですが、召喚主が消耗していようと軍勢や被支配者を使えばいい話です。どちらも反抗とは無縁の兵力ですから。
以上のように正義之王には最強と言って相応しいぶっ壊れた権能があります。
誓約之王〈ウリエル〉
ルドラが若いころに臣下や仲間との絆により獲得した能力でヴェルダナーヴァの正義之王と交換し、ヴェルダナーヴァが死んだ後は消滅し輪廻の輪に取り込まれました。その後リムルがユニークスキル”無限牢獄”を基に、究極能力『暴食之王』の権能”食物連鎖”により配下から送られてきた大量のスキルを究極能力『智慧之王』が”統合分離”、および”能力改変”することにより獲得しました。
ルドラもリムルも”仲間との絆の証”と言っているので、獲得するには”繋がり”が必要なのかもしれません。
権能
これは空間支配に特化した権能で、世界のあらゆる事象を管理することが可能です。
ルドラは”守護と破邪”の権能としていましたが、リムルの場合は配下と自身のスキルを纏めて作られたので、元のものよりも権能が追加されてそうですね。
無限牢獄
これは単純で、対象を虚数空間に閉じ込める権能です。
虚数空間は勇者”クロノア”が行ったように、竜種であるヴェルドラさえも封印することが出来る隔絶空間です。なので結界越しで交信できる情報量は少なく、魔素や光、音などは通過しにくいため干渉は困難です。そのため、膨大な魔素量であるヴェルドラが周囲へ与える影響力を極小に抑えていました。とはいっても漏れ出る魔素でA–ランクの魔物が大量発生するレベルで「動く災害よりも大分まし」という程度ですが。
しかし、誓約之王の”無限牢獄”はユニークスキルではなく究極の権能なので、隔絶性能は天と地の差でしょう。
使用条件は明記されていないので、ほぼ無いのでしょう。対象が個体か領域かの違いはあるかもしれません。作中ではあまり使われていないのでよく解っていません。
また”無限”牢獄なので、使用後は解かれるまで自立して永遠に残り続けるようです。
万能結界
これは多重構成された”複合結界”と、空間断絶による”絶対防御”の権能です。
複合結界は魔法や運動などの干渉を遮断する複数の結界を多重に展開する権能です。自身を対象しているため、他者に展開することはしていませんが、条件の明記はありません。ですが、消耗無しの常時発動型のようで常に展開しています。
究極の権能なので当然ながらユニーク以下の能力を遮断し、さらに直接攻撃等の影響を無力化します。
絶対防御は複合結界が抜かれた場合の防御装置のようなもので、誓約之王の”守護”を象徴する権能です。”絶対”防御の通り攻撃の強弱関係なく遮断する光の盾で、究極能力の補正を掛けた竜種であるヴェルグリンドの一撃すら悠々と防ぎます。個体を対象とする権能で、消耗無しで瞬時に何度でもいくつでも防御を行えます。一応、リムルの場合は智慧之王が制御をになっているので、本来はもっと制御が難しいのかもしれません。真相は分からず。
弱点として、ユウキの能力封殺には無力化されます。また、世界の最小粒子である”霊子”を使った攻撃である神聖魔法やヴェルドラの確率操作による攻撃は動的乱数が激しく、結界をすり抜けてしまうために光の盾を貫通します。
ですが、リムルの場合は智慧之王が霊子の動的乱数を解明したので、神聖魔法を防げるようになっています。しかし、防御範囲を広げれば演算規模が跳ね上がるので防ぎ漏れが発生するようです。
また、ルドラが誓約之王を保持していたにもかかわらずヴェルグリンドは光の盾の正体を暴けなかったので、絶対防御は元々無かった権能なのかもしれません。もちろん、天使長の支配の影響で忘れていたのかもしれませんが。
法則操作
これは魔力、熱、慣性などの様々な法則を制御する権能です。
法則操作により魔素を直接操ることが可能になり、世界の現象をほぼ全て制御することが出来ます。というのも”魔素”とは意志を世界に反映させる粒子であり、魔素に願い等を込めることで”魔法”等の独自の現象を発生させるのです。なので、魔素を直接操作出来れば魔法を自在に操作することが出来、世界のあらゆる事象を再現することが出来るようになるわけです。
弱点かは分かりませんが、リムルは制御を智慧之王に投げているので演算が大変なのかもしれません。
空間支配
これは移動能力で、位置情報を認識した空間を自在に入れ替える権能です。つまり、瞬間移動ですね。
これに対象の制限は無く、”座標”を入れ替えるので個体だろうが軍勢だろうが領域だろうが何でも瞬間移動させられます。「位置情報を認識した」というのが条件なので、入れ替える二点の座標把握が前提としてあります。ですが、それさえクリアすれば消耗も準備も無く移動可能なので、凄まじい運搬能力があります。
智慧之王〈ラファエル〉
リムルのユニークスキル『大賢者』がユニークスキル『変質者』を統合して進化することで獲得した究極能力で、リムルの無二の相棒です。なぜか、元々の美徳系究極能力である知識之王から変化して獲得しており、権能か変わった最たる例とも言えます。ただの辞書知識から知識を以て成す者智慧へと。
Web版ではルドラの妹でありヴェルダナーヴァの妻でありミリム・ナーヴァの母であるルシアが知識之王を保持しており、帝国の国内テロによりヴェルダナーヴァとともに死亡しています。そのため、”世界の言葉”や大賢者が最初から薄い自我を持っていた理由、さらにはリムルと竜種の関係に密接に関わっている可能性が昔から密かにささやかれています。(そのあたりを深掘ったSSを昔pixivで読んだ気がする)
権能
元である知識之王は世界の法則を管理するために創られた能力で、演算特化の権能となっていました。智慧之王はさらに、保有者の望みに沿って自立して演算を行うだけでなく、”統合分離”および”能力改変”という権能が追加されています。
また智慧之王が自立してリムルの意思に沿った行動をしているということは、完全オートなので権能の操作難度はありません。強いて挙げるならば、智慧之王のご機嫌を伺わなければならないというところでしょうか。
思考加速
加速倍率は最大で百万倍とされています。つまり、10μsが主観時間1秒で流れることになります。換算すれば1秒で主観時間115日17時45分36秒間です。4ヶ月弱ですね。
とはいってもこれは【BLEACH】における「涅マユリ」の”超人薬”とは違ってON,OFFが可能なので、刹那における時間感覚の延長を自在に行えるようになります。つまり、数10μs使ってすぐ切るということも簡単なのです。
これは思考を加速するので、意志を以って操作する術も加速されます。なので、スキルなども加速した思考に準じて発動できます。
解析鑑定
演算系能力によくある現象や物質を鑑定する権能です。しかし、その規模は演算系最高の水準を誇り、行使されている権能から何の能力かを瞬時に解析します。それは究極能力やその技術も例外ではなく、簡単に全容を暴きます。
並列演算
これも解析鑑定と同じく演算系能力によくある権能ですが、その規模が桁外れになっています。「解析したい事象を思考と切り離して演算を行う」というマルチタスクの権能ですが桁外れの並列処理数で、ユニークスキルレベルでは不可能な演算を何重にも行えます。
例えば以下のようなことを並列して行っています。
- リムルは普段から色々な物を開発する為に智慧之王に色々な要望を出してシュミレート。
- ラミリスにも不可能な”地下迷宮”の全てを閲覧・記録および解析。
- 管制室の”神之瞳“の屈折計算および精霊魔法の行使。
- 配下の魔物たちの状態を閲覧、暴食之王の”食物連鎖”と後述する智慧之王自身の”能力改変”および”統合分離”による魔改造。
- 常時、状況の記録を更新しながらリムルの望みに至るための道筋と手段を模索。
以上が日常的に行っている演算処理です。つまり、プラスαで戦闘における演算の余裕は確保しており、最善策の提言や自動処理による最適行動等々と様々な貢献をしています。
もちろん、優先順位に応じて取捨選択はしているのでしょうが、それでもふざけた演算能力です。
詠唱破棄
これは世界の現象を操作するための前準備を省略する権能です。
代表的なものが魔法の詠唱で、智慧之王の場合は”核撃魔法”のような究極の権能に匹敵する魔法すら溜め無しで瞬時に発動可能にできます。
森羅万象
これもまた演算系能力によくある演算系の権能です。
名前の通り、世界の記録に刻まれた事象を閲覧する権能ですが、これは解析能力の精度によって閲覧できる事象が制限されます。なので、解析を行った事象の内理解できる事象のみ情報が開示されるというものです。つまり、理解の及ばないものは知ることはできません。
しかし知識之王が世界の法則を管理する為の能力であり、智慧之王は究極の権能さえ解析できるため、初見の究極能力さえ暴くことが出来ます。断罪之王なんかが一発で看破された代表例でしたね。
統合分離
これは知識之王にはなかったであろう権能で、井沢静江から受け取った変質者の”統合”と”分離”の権能を一纏めにした権能です。
統合は「異物を調和した状態で同化させる」権能で、分離は「構成物の構成要素を分ける」権能です。シズさんは取り憑かれた火焔妖精と同化しながら1つの個体として精神を分けていましたが、リムルの場合は多すぎる能力の整理のために使われています。
リムルは転生直後から保持していたユニークスキル『捕食者』により相手の能力を自身へと還元していました。それは能力が進化しても変わらず、スライムの攻防一対の手段としていくつもの能力を喰らってきました。ですが、大量の能力があっても使いこなせなければ意味がありませんし、何より類似した能力が多くありました。そこで使われたのが「統合」と「分離」です。
それにより類似した物は統合され、不必要な機能は分離されて効率化、分離された物同士を統合して能力として確立。等々、リムルとその配下を改造していきました。ユニークスキルから究極能力へ進化した際も、魔王への進化の祝福だけでは足りなかったので、『大賢者』が『変質者』を消費・統合して智慧之王へと成りました。
また能力だけでなく物体にも適用出来るので、リムルの胃袋に材料を詰めておけば胃袋内で様々な物を創作・補修できます。例えば、悪魔族の素体を培養した生体カプセルは胃袋内で生産、あるいは補修されています。
能力改変〈オルタネーション〉
これが智慧之王一番のぶっ壊れかもしれません。この権能は解析が完了した能力を改変する、解析鑑定に付随した権能です。
改変とは、別の能力を参考に既存能力のシステムを変更することであり、統合分離と違うのは「改変において”参考にする能力を保持している必要は無い”」という点です。統合分離は足し算と引き算を行う権能ですが、能力改変は構造を変更させる権能ですから、設計図さえ持っていれば似た能力から同一の能力を再現したり、能力のシステムをコピーして流用できるわけです。
例として、ゼギオンの空間歪曲防御領域が挙げらせます。あれは、リムルの保有している究極能力『誓約之王』の権能である”万能結界”による空間断絶を利用した”絶対防御”の一種です。これは智慧之王がゼギオンの適性に合わせて、権能の一部を改変してコピー、”食物連鎖”でペーストした結果です。魔改造の代表例ですね。
能力改変は統合分離と合わせてテンペスト陣営の魔改造を一手に担っています。
以上で今回の解説は終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
誤字脱字等の間違い、ご意見等ありましたらコメントでご指摘お願いします。
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